6月23日(火)昨夜遅く猛烈な風と雨。朝には上がりましたが、日中は強烈な暑さです。
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《2009.6.23〜24》
校長先生からのお誘いがあって、
金岡北中学校の「オープンスクール」を見学に行きました。1時限目だったせいか、まだ保護者の姿は少なかったようです。ほぼ全学級の授業風景を見せていただきましたが、生徒たちが見学者に気を取られる様子の窺える教室で、授業に惹きつけようとする先生たちの情熱が廊下にも伝わってきます。午後から登庁して、新しい調査テーマに関する情報収集。さらに、子ども青少年局長などの説明も受けました。
(写真=金北中HPから引用)ところで、夜8時すぎになって、明日の午後2時から市長が記者会見をするとのファックスが流れて来ました。会見案件の第一は「阪神高速大和川線工事について」だそうです。
この問題では、橋下知事から「(堺市の)こんな無責任な行政判断というのは、これから地方分権というのに、絶対許されない」と強烈に批判されています。昨日の本会議での私の討論でもさんざん引き合いに出しましたから、きっと木原市長も言い返したかったに違いありません。ところが、先議会から最終本会議での「一般質問」がなくなったため、市長はその機会を失いました。“与党会派”の議員たちが「議会改革」を強行した際の言い分は、本会議の時間短縮でした。しかし、昨日の場合、午後1時に開会し2時45分に終わったはずの会議が、私の発言にイチャモンを付けた結果、5時35分まで延びました。愚行は繰り返されます。
6月24日(水)木原市長が態度修正。大和川線工事の発注で阪神高速に働きかけ
木原市長の記者会見の様子を探るため、午後から登庁。市長は、大和川線工事の指名停止業者への発注がまずかったことにやっと気付いたようです。公式見解として、「本市の指名停止基準が適用されないというのは、市民感覚として理解できないと思うので、今後、委託工事においても本市の基準の適用がなされるよう、阪神高速路鞄凾ノ働きかけていく」と述べました。依然として「手続きに違法性はない」と言いつつ、「適正な発注だった」という従来の主張を変えたのです。
私の議会での追及よりも、橋下知事の牽制パンチが市長を目覚めさせたのでしょうが、市長はきょう、さらに強烈なパンチを食らいました。知事が、堺市長選への立候補意思をのぞかせている府部長を「応援する」と表明し、府議会各会派に説明の上、マスコミ記者にも明確にしたようです。読売新聞夕刊やMBSニュースも、その旨を報じました。会見で、知事の対応について聞かれた木原市長は、「現職に問題がないのに…」とか、「争点がはっきりしない」とか不満と戸惑い、それに少々の不安をにじませたコメントをしています。
ところで、議会が終わってからも、皆さんから次々にご相談や情報が寄せられています。
●収集日でもないのに、マンションのゴミ集積所からカラスが路上にゴミを散乱させている。
→私の自宅にも近いマンションなので、まず、ほうきとちりとりを持って現場に行き、紙オムツや食べ残しの食料と容器などを片付けました。その上で環境事業部に電話して、マンションオーナーと居住者への注意喚起をするなどの対応を依頼しました。
●北区新堀町の「今池」に不法投棄の廃品が放置され、水も腐敗している。(写真上)
→農業土木課と公園緑地整備課の職員に同行を求め、現地を見ました。今年2月、堺市が公園用地として買収したため、例年なら5月末ころに清掃作業をしていた水利組合が今年は対処しなくなり、現状を招いていることが判明。買収時の覚書に基づいて水利組合への必要な指示をするなど、処理を怠らないよう公園緑地部に求めました。